top of page

​*こちらは就職希望の方のページにつき関係者以外の閲覧はご遠慮ください

CONCEPT

​当院の院長は北里大学卒業後、野生動物やエキゾチックの多いような病院や2次診療施設、

横に大きい動物病院などで代診を過ごし、分院長や副院長、院長などを歴任してきました。

保定を間違えば指がなくなってしまうような緊張感で保定を身につけてきたり、

先進的な多くの機材に囲まれて難しい病気の子たちを多くみてきたり、

経営や社会的な常識や模範を学ばせてもらいながら小さい子ばかりをみてきたり、

この病院を開業してからは少ない道具の中で、

難しい病気の子や高齢期の病気を中心に診させていただいています。

新卒の時は本当に責任感もなく、いい加減で獣医師としてだけではなく、人としても稚拙な人間でした。そんな自分を温かく育ててくれた当時の院長や看護師長には本当に頭が上がりません。

2次診療施設でお世話になった院長や諸先輩がたからは

真剣に医療に取り組む心や圧倒的な技術力を学び

それが今の自分の礎になっています。

常識的な獣医療だけではカバーできない子たちを一人でも多く苦痛から解放したい。

また、誰もができる治療法を探し自分ひとりだけでは救えない子たちを救ってほしい。

病院きらいの子や獣医療に不信感を感じる家族が少しでも減ってほしい。

そんな思いを少しでも多く実現できる場所を作りたいという思いから当院を開院しました。

察しのいい方は既にお気づきかと思いますが、利益とは相反する考え方です。

苦労の分、利益が報われるかといえばそうではありません。

なので、他院と比べて給与がいいとか休みが自由に取れたりできるとかできずに

本当にご苦労をおかけすると思います。

それでも、どうぶつさん達のためにもう少しだけ頑張ってみようかなという気持ちが

叶えられる場所の一つだと思います。

当院では外科であれば、あまり一般的でないようなものとしては

事故で顔面の半分を失った子の顔面の再建や前脛骨筋腱の再建、義手、義足のための断手や断足(それに伴う腱の転位)、緑内障の線維柱帯切除、難治性外耳炎の水平耳道切除、歯冠形成、

胆嚢十二指腸バイパス、尿管縫合、尿道脱切除、各種皮弁術、特殊2期癒合など

可能な限り、インプラントではなく生体での整復、修復を目指します。

切らずに済むように内科的な治療を優先にします。

内科であれば、有機酸検査、ミネラル検査、アミノ酸分析、PAC/PRA、ACTHテスト(アルドステロン)、ACE,KL-6,TKa、MN/NMN、尿中ミネラル排泄分画、BROAD RANGE PCRなどの

外部検査なども使いますし、心臓エコーでは50-100ほどのマーカーを使います。

各部位の血管抵抗なども参考にしたりします。

​尿石も溶かせるものは溶かします。

入院の子は点滴器を一人につき2−3台でサポートすることも多いですし

CRIでセデーションやベンチレーション管理することもあります。

お薬も人体薬で文献やインタビューフォームや添付文書で動物の記載のあるものは積極的に使います。

ジャパニーズ漢方やホモトキシコロジーなども使いますし、効果のあるものはサプリメントも積極的に使います。時として薬局方にレシピがあっても市販されていない場合は自分で作ることもあります。

お薬の種類は大病院並み、もしくはそれ以上にありますが

ドラッグストアで手に入るものを紹介することも少なくありません。

療法食はあまり使いません。市販のナチュラルフードを紹介することが多いですし、

半手作り食を推奨しているので食材選びや機能性食品のお話もします。

ULF食も当院では改変して紹介します。

小さい頃から健康寿命を伸ばすために体質や性格、環境作りのお話も一生懸命します。

と、ここまで、嘯いてみましたが

来院してみていただけるとわかりますが、実際の病院は静かです。

できるだけ、どうぶつさんが家族との時間を大事にできるように入院は減らしていますし、

​なるべく手術もしません。

スタッフには人としての生活を大事にしてほしいので

お昼休みも拘束はしませんし、帰宅時間も早い方だと思います。

金髪?タトゥー?大いに結構です。

自分の主張・表現、大事にしてください。

責任はとても重いですが、肩の力を抜いて

どーんと明るくどうぶつさんたちと向き合える方

ぜひお力貸してください。

お待ちしております。

bottom of page